snug nestについて

片付けや整理収納が苦手な人こそ
私を使ってください。


はじめまして。整理収納アドバイザーのくりもときょうこと申します。


私は、テレビアニメ世界名作劇場『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』に出てくるツリーハウスに憧れ、「自分ならこんなふうにしたい!」という間取り図をお絵描き帳に飽きずに描くような子どもでした。図書館でインテリア関連の本を借りて、夢中になって読むこともしていました。


もともと好きで得意な人間が整理収納アドバイザーになるという“あるある”ですが、モノが大好きなこともあって(今もうつわと調理道具に目がないです)、どちらかというとモノにおぼれがちな生活が長かったように思います。


初めて一人暮らしした部屋では、クローゼットにギチギチに洋服を掛け、大切にしていたコートをびっちりカビさせる失敗をしました。


会社員になってからは、もう収納するスペースがないのにストレス解消のために服を買い続けて、いつも服を部屋にあふれさせていたこともあります。


結婚後、収納がたっぷりある賃貸住宅で「うちはモノがないほうだよねー」と錯覚。いざ引っ越しで荷造りしたら、3人家族とは思えないものすごい量で焦りました……。(その時の引っ越しでは持ち物を半分以上減らしました)


高校生の頃は、余裕がなくなった母が片付けられなくなってしまい、足の踏み場もないほどモノが散らかっている部屋で生活していたこともあります。その母も賃貸アパートの独居で認知症になり、実家から運び込んだ年代ものの荷物であふれる部屋からの退去、グループホーム入居までの手続きをきょうだいと協力してサポートしました。


整理収納が好きで得意といっても、私の場合はこんな感じです。


私は、片付けや整理収納が苦手な方にこそ整理収納アドバイザーを使ってほしいと考えています。


片付けが苦手というと、ADHDなどの発達障害と診断された方から、診断がつかないグレーゾーンの方、発達障害ではないけれど整理収納が苦手な方まで、いろんな方がいらっしゃいます。診断があってもなくても、「本当は片付いた部屋で過ごしたい」「片付けや整理収納のストレスを減らしたい」という願いは変わりません。


同時に、片付けられなかったり、整理収納が苦手だったりすることに罪悪感や羞恥心を抱えていらっしゃる方も多いと感じます。

にもかかわらず、捨てることを強要されたり、アドバイザーの価値観を押し付けられたりしてしまっては、傷つくだけです。


まずはお話を伺います。
「こうしたい」「こういうことは嫌だ」「こんなこだわりがある」など、あなたのことと、あなたの「願い」を教えてください。


ところで、snug nest(スナグ・ネスト)というのは、「居心地のいい巣」という意味です。


snugは英語で「こぢんまりとした心地さ」「心がなごむ」という意味があります。心地よさを表す単語は他にもありますが、snugはとりわけ寒い日に暖かい部屋でくつろぐようなニュアンスがあります。


日常生活を送る空間が心地よければ最高です。
でも、どんな空間なら心地よく感じるかは、そこを使う人にしか分かりません。


“正解”はインテリアや整理収納の本ではなく、あなたの中にあります。

私がお手伝いできるのは、あなたにとっての“正解”を一緒に考えることと、一緒に手を動かすことです。


ちょっとずつでもいい。
捨てたくなければ捨てなくていい。
気持ちが変わったら、その気持ちに従ってやればいい。
リバウンドしてしまったら、また一緒に考えましょう。


昨日よりちょっとだけでも片付いた部屋ならば、その分肩の荷は軽くなります。

そんな片付けや整理収納のお手伝いをさせてください。

プロフィール


くりもと きょうこ

整理収納アドバイザー(1級)

大分県出身。長野県の東信エリアにある青木村に、夫、高校生の長男、小学生の双子(次男・三男)とともに、中古の一軒家をリフォームして暮らしています。

上田市を中心に、住宅・店舗・オフィスの整理収納をお手伝いしています。